2007/09/11

匠の道具作り 墨差し編 [ブログ@現場]

あいにくの空模様 Y(>_<、)Y
今週はずっとこんな感じなのでしょうか???


さて、以前ブログに書き込んだ墨差し作りをご紹介します。


・・・


やっとかょ (^^;;

まずは、墨差しのおさらい...


墨差しとは・・・材料を刻む際(加工すること)材料には刻みに必要な色々な線やら文字やらが書かれています。
大工さんはそれらのことを、墨付けと呼んでいるんです。
墨付けと言うからには、当然墨を使って材料に線や文字を書いて行くんですが、そのときに使う鉛筆の代わりとなるもののが墨差しと言うわけですね!


ではでは、実際に作り方を見ていきます。

画像(314x235)

   
まずは、竹を用意します。
もちろん真竹ね...

これは一晩水に漬け込んであります。


なんで・・・?

あとで分かるから、とりあえず置いといて┌( ^-^)ノ

この竹を大きさを揃えるため、削っていきます。

一般的というか、昔から言われている墨差しの大きさは、長さが7寸5分、幅が4分なんて言われていますね。
ミリで言うと、およそ230ミリと12ミリになるんですかね。。。

カンナでキュルキュルと削ります。

画像(314x235)
画像(180x134)・拡大画像()

   
   
小さい材料ですから、使うカンナも小さいものが良いですね。

4分カンナって大きさのものを使ってます。

ひと通り、削り終わったところで、形を作っていくんですけど、、、

その前にワンポイントアドバイス``r(^^;)ポリポリ

昔から言われている寸法は先ほど書きましたが、実際に自分で使うんですから、自分に使いやすい大きさにするのが良いに決まってます。
たいしたアドバイスじゃないか・・・(^^;;

画像(314x235)

    
    
まず、線を引く部分を斜めに切り落とします。
斜めの方が線を引きやすいんでしょうね...

直角の墨差しを試したことが無いので判りませんが・・・

次に先端(線を各部分)をさらに加工していくわけですが、今日は組合の本部役員定例会に出席のため、そろそろお別れの時間となりました...

この続きはまた後ほど・・・m(。_。;))m ペコペコ…

画像(100x75)

  
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Posted by 兄貴 小島満夫 at 17時20分

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兄貴 小島満夫

小島満夫
1972年9月生まれ

一級建築士
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