2010/04/02

刃物を光らすすごい奴・・・天然砥石 [ブログ@現場]

ちょっと鉛筆削ろうかなぁ〜

なんて思うとき、、、あっ(-_-;) 最近は鉛筆なんて使う人少ないか。。。(^^;

まぁ〜細かいことは気にしないで・・・


普通は、鉛筆削りで削りますよね。。。
自分たちは鑿(のみ)を使うんです!!

そう思っておもむろに腰袋にある鑿を取り出したら・・・

  
なんじゃこりゃ(・_・ヾマイッタネー


鑿のはずが・・・すっかりノコギリになっているではありませんか(; ̄ー ̄川

そう言えばあの時・・・(ーー;).。oO(想像中)


考えても仕方ない!!

砥ぎますか!!


てな訳で鑿を砥ぐことになったわけです。。。

大工道具でも包丁でも刀でも、砥ぐときに使用するのは砥石何ですが、そもそも砥石って???

そんなことを考えてしました。。。(^^;


刃物は使っていれば切れ味が悪くなる訳で、いつまでも切れ味が良い訳ではありません。
切れなくなれば切れるようにする!!

そこで刃物を硬いものに擦りつけ刃をつける。。。

それが砥石の始まりってことになるんだと思います(*゜.゜)(*。。)(*゜.゜)(*。。)ウンウン

日本での刃物を作る技術が上がるのと同時に砥石に対する考えも変わっていったんでしょう。

画像(180x135)・拡大画像()

  
最近では人造砥石が主流になってきていますが、やはり天然砥石には及びませんね!!

全国各地、様々な砥石がありますが、もっとも有名なのは、やはり京都でしょうね。

画像(180x135)・拡大画像()

右の写真は自分が持っている天然砥石なんですが、中には4万円もするものもあるんですよキャー!ビックリ!! (*゜ロ゜)ノミ☆(;>_<) バシバシ

いちばん左は丹波の青砥でいちばん右は名倉砥と言います。その他のものは種類は違いますが、すべて仕上に使う砥石です。

中でも左から2番目は本山(ほんやま)の砥石で、もっとも有名ですかね。。。

ちなみに真ん中にあるのが産地は忘れましたがお気に入りの巣板です。。。
砥ぎやすく合わせやすいんです。


まず、いちばん左にある青砥で刃こぼれを直します。次に合砥で仕上げる訳ですが、いちばん右にある名倉砥を使って砥ぎやすくしてあげる訳です。。。


とは言っても普通の人には、なかなか解りませんよね(^^;

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Posted by 兄貴 小島満夫 at 17時16分

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兄貴 小島満夫

小島満夫
1972年9月生まれ

一級建築士
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